イベント会場や店舗窓口で書いてもらった手書きアンケート、みなさまはどのように集計していらっしゃいますか?
アンケートは「現場の声」を集める大切な手段です。顧客満足度調査や職場の満足度調査、イベント後のフィードバックなど、さまざまな場面で実施されています。
「できるだけ早く集計して、次の企画に生かしたい!」と思うものの、紙でどっさり集まった回答用紙を一枚ずつ手入力して、数日後にやっと報告書を作成している現場も多いのではないでしょうか。
- 「イベント後、スタッフ総出で夜遅くまで入力している」
- 「外注しているが、コストがかかりすぎる」
- 「レポート提出が遅れて、効果測定や経営判断に間に合わない」
このようなお悩みを抱えているご担当者のみなさまにぜひご紹介したいのがスマートOCRです。
アンケートの入力を自動化して業務を効率化でき、効果測定や分析・改善にスピーディーに取り組むことができます。
もしかすると、「以前OCRを試したけど、読み取りミスが多くて使えなかった」という方もいらっしゃるかもしれません。
過去の残念な経験をスマートOCRが上塗りします!
目次
紙のアンケートは手軽で便利。けれど、入力作業は非効率で負担大
紙のアンケートは、特に以下のようなシーンで広く使われています。
- 企業主催の展示会やセミナー
- 自治体の地域イベント
- フェアや商品の販促キャンペーン、体験型プロモーションなど
会場で手渡しし、その場で回収できるアンケートは手軽で、スマホを使いたくない層にもリーチしやすく、回答率も上がります。
ですが、実施する側にとっては終わってからが大変です。
回答用紙をまとめて、翌日から数日かかってデータ入力・・・。イベントが終わって一息つきたいところ、膨大な手入力作業が“重荷”になることも少なくありません。
「ここさえ自動化できれば・・・」と感じたことのある方も多いのではないでしょうか。
スマートOCRでアンケート入力を自動化しましょう
スマートOCRを使えば、回答してもらったアンケート用紙をまとめてスキャン、またはwebカメラで撮影してアップロードするだけで、内容を自動でデータ化できます。
スマートOCRを使う3つのメリット
1.手書き文字に強い
スマートOCRの文字認識精度は99.8%と業界トップクラス。手書き文字にも強いという特徴があります。読み取り精度の高さは修正作業を最小限にすることができます。
(比較サイトBOXILの調査で、AI-OCRのシェア・市場規模が1位、一番選ばれているサービスと評価されました。)
2.写真やFAXでも高精度の読み取り可能
来場者から事後にFAXで送信された回答用紙や、郵送で折り目のついた用紙でも手間をかけずに読み取れます。OCRする時にノイズ除去機能、歪み補正機能を追加でチェックするだけです。
用紙を撮影した写真でも読み取り可能!オフィスに戻らなくてもOCR処理を進められます。
3. アンケートのフォーマットはそのまま使える
「今使っている用紙を変えたくない」という場合でも対応できます。これまでのアンケート結果もスマートOCRで一気にデータ化しましょう。
複雑なレイアウトや選択肢のある設問でも柔軟に対応可能です。
今使っているアンケートのフォーマットをスマートOCRで読み取ることができます。
3-1.既存のアンケート用紙を読み取った場合:

新しいアンケート用紙を作る場合は、スマートOCRオプションの「手書きOCRフォームメーカー」を使えば、読み取った結果を反映させるための「テンプレート」を自動で作成するので、テンプレートをイチから作る手間がありません。
(*通常のOCR製品は、どの製品もテンプレート作成が必要です)
3-2.手書きOCRフォームメーカーでアンケート用紙を作成した場合:

アップロード→確認→CSV出力。これだけでOK
テンプレートを用意したら、操作はとても簡単です。
- 紙のアンケートをスキャン、またはスマホで撮影し、スマートOCRにアップロード
- テンプレートに表示された、OCR後のデータを確認、修正
- CSVで出力して、エクセルや管理システムにインポート
数日かかっっていた入力作業が数時間に短縮され、枚数が多いほど効果が実感できます。
集計ミスや手入力によるミスがなくなり、スピードが向上するだけでなく、後で作成するレポートの正確性も向上します。
より正確な分析ができるようになると、アンケート=「面倒な手作業」から、「使えるデータ資産」という認識に変わります。
「項目が多いと費用が高くなるんでしょ?」いいえ、カウントは1枚単位です!
すでに調べた方もいらっしゃるかもしれませんが、多くのAI-OCR製品は読み取る項目ごとに料金がかかります。文字単位の設定もあると聞きます。
スマートOCRは、1枚単位の計算です。
OCRで読み取りたい項目が1ページに2~3項目だけだったら、スマートOCRは高くつくかもしれません。でも、アンケートはほぼ全部が必要項目ですよね。
読み取る項目が多いほど、1枚単位の計算で済むスマートOCRはお得ということになります。
スマートOCR(クラウド版)最小プランは3万円から始められます
(*「手書きOCRフォームメーカー」機能はオプションです。別途費用がかかります)
初回のみ初期費用が発生します。その他のプランはお問い合わせください。クラウドを使わないオンプレミス版もございます。
■■無料トライアルができます■■
無料トライアルをご用意しています。
5日間、100枚まで無料でお試しいただけますので、「いきなり導入は不安」という方も安心です。
まずは、「どのくらい手書きの文字が読み取れるのか試してみたい」「今使っているアンケート用紙が使えるか試してみたい」といった場合も、読み取りチェックをしますので、お気軽にお問い合わせください。
こんな業種の方にもお薦めです!
スマートOCRは、アンケートのほか各種調査票など、手書き書類が発生するさまざまな業界でご活用いただけます。
以下に、6つの業種と活用例、課題をまとめました。
業種 | よくある課題 | スマートOCRの使い方 |
---|---|---|
医療・福祉施設 | 手書きアンケートの回答を職員が残業で入力している。入力が溜まってしまう。 | 患者さんや利用者アンケートを読み取り、CSV化。残業が減り業務効率化できる |
教育機関・研修会社 | 講座や研修後のアンケート集計に時間がかかる。 保護者向けアンケートは回収し終わるまでに数週間かかる。 |
まとめて読み取り、CSV出力結果を使ってレポートを作成(*1)。回収した分からこまめにアップロード |
行政・自治体 | 住民アンケートなどを手作業で集計。提出締め切りまでの期間が長く、時間が取られる | 郵送・窓口で回収したアンケートを一括処理し、住民サービス向上に活用 |
不動産業 (内覧会・説明会) |
イベント参加者の声を残したいが、入力・管理が手間 | アンケートをデータ化して営業ツールで連携。顧客対応に役立てられる |
商業施設・小売業 | 店頭アンケートや来店調査をしたものの、集計の時間を取れない | その場でスマホで撮影し、データ化。継続的な声の収集も可能に |
イベント・展示会運営会社 | 店頭や街頭でアンケートを回収。入力や集計に時間がかかる。外部委託はコスト高 | 都度、または一括でアップロードして自動でデータ化 |
*1 レポート作成はスマートOCRではできません
最後に:アンケート集計をもっと軽やかに。スマートOCRで業務改善を始めよう
紙のアンケートは、今でも多くの現場で選ばれている手段です。
だからこそ、その後の処理を「軽く、早く、正確に」行う工夫が、業務改善、成果向上につながるのです。
「アンケートは手入力」と諦めていたみなさま、手入力に追われる日々から抜け出し、結果分析や本来の業務に注力する時間を取り戻してみませんか?


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