約3倍のスピードで資料が完成。スマートOCRでビジネスが加速した

M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社

社名
M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社
業種
M&A仲介事業
企業規模
21名~100名
課題
譲渡を検討されている会社の財務諸表や会社資料を受け取って会社概要資料を作成する業務の効率化

OCRの対象帳票

  • OCRの対象帳票 注文書

約3倍のスピードで資料が完成。スマートOCRでビジネスが加速した

代表取締役の橋場さん(左)、業務支援部の岡本さん(右)

M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社は、M&A仲介サービスを提供している企業です。

今回は、スマートOCRを活用した会社概要資料作成の効率化について、代表取締役の橋場さん、業務支援部の岡本さんにお話しをうかがいました。

読み取り精度の高さと価格の安さが決め手に。ほぼ即決で導入した

貴社の事業について教えてください。

橋場さん:弊社は、M&Aアドバイザリーサービスを提供する会社です。勤務していたM&A会社から独立し、2021年に設立しました。独立のきっかけは、経営者の方々と接するうちに、M&Aアドバイザリー業務を極めるには、自分自身が経営者としてやっていくことが大切だと感じたからです。そのため、弊社のコンサルタントには、経営者意識を持てるよう、会社の経営・運営に携わってもらっています。

M&A関連サービスを提供している会社は全国に約2,000社超ありますが、その多くは従業員数が10名以下の会社です。弊社のように従業員数が40名以上の会社は少ないため弊社の果たす役割は大きいと考えています。

導入前の課題はどのようなものだったのでしょうか。

岡本さん:スマートOCRは主に会社概要資料の作成に使用しています。会社概要資料とは、売却先候補に、売却を希望する会社の概要や買い取るメリットなどの検討材料を伝えるための資料です。財務状況や資産に関する情報が詳細に記載されています。

会社概要資料の業務フローは、会社の売却を希望するお客様から、財務諸表・損益計算書・明細書といった財政状況や税金などに関する資料を受け取り、ドキュメントを作成し、営業に渡すという流れです。

資料作成にあたり3期分のデータが必要で、1期につき20枚弱、3期分で60枚ほどの資料を提出いただいています。売却を希望するお客様は代表者様が年配の方の場合が多く、Excelなどのデータだけではなく、手書きのメモ・会社案内・議事録など紙ベースの資料も少なくありません。紙ベースの資料を確認し手作業でデータとしてまとめる作業が発生するため、導入前は会社概要資料をつくるのに、1社あたり1~3時間ほどかかっていました。

近年はM&Aが活発になっていることもあり、依頼が集中すると1日作業になります。その日に終わらせなければいけない業務が残ってしまう状況なので、業務効率化しなければと感じていました。

スマートOCRを導入した経緯と決め手をお聞かせください。

岡本さん:「決算書 OCR」でインターネット検索して、インフォディオさんを見つけたのがきっかけです。「決算書高速読み取り」という単語を見て、まさに私たちが求めているサービスだと感じました。リサーチしてみると、大手企業の導入事例も多く、信頼できそうだと思いました。ある社員が前職でスマートOCRの良い評判を聞いていたのも、プラス材料でしたね。

他にも1社見積りを取っていたのですが、読み取りの精度が高く幅広い書類に対応できる点と値段が10分の1ほどだったので、インフォディオさん一択に。無料トライアル後、ほとんど即決で導入を決めました。

特に、他の会社のものよりも精度が高く、数字が正確に出てくる点が素晴らしいと思います。会社概要資料は、M&Aが成立するカギとなる情報を記載しているものなので、正確性が大事だと考えています。

あとは、たまに決算書などの写真が送られてくることがあるのですが、その読み取りができるのも非常に助かっています。写真を読み取れるサービスは本当に貴重です。

3分の1の時間で資料が完成。圧倒的なスピードが競争力向上につながっている

スマートOCR導入による効果を教えてください。

岡本さん:スマートOCRの導入によって、お客様からいただいた資料をシステム上で読み取って、データを会社概要資料に転記できるようになりました。最大3時間かかっていた作業が、1時間かからずに終わるようになり、大幅に効率化できています。細かい数字のチェックなどは必要ですが、導入前よりも飛躍的にスムーズになりました。他部署でも導入したところ、作業時間が100分の1になったケースもあります。

資料作成の時間が減った分、定時に帰れるようになる、他の重要な業務により時間が割けるといった効果を実感しています。

事業へのプラスの影響はありましたか?

岡本さん:M&Aはスピード勝負の部分があります。売却を希望するお客様は、複数のM&A仲介会社に声をかけているケースが多く、早く資料を作成して提案しなければ他社との競争に負けてしまう可能性があります。スマートOCRの導入により資料作成スピードが格段に上がり、競争力が高まっていると感じています。

スマートOCRへのご要望があればお願いいたします。

岡本さん:資料の表を読み取って、そのままExcelの表に移せると便利だと思います。今は数字を転記して私たちが表にしているので、実現できたら非常に助かりますね。

あとは、一度に複数枚ファイルを読み取った場合、すべてのファイルがまとめてアップロードされる仕様も改善されると嬉しいです。自動で1枚ずつわけてアップロードされれば、より効率的に作業できると感じています。技術的に可能であれば、ぜひ実現して欲しいですね。

M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社 橋場さん

今後のビジネスの展望についてお聞かせください。

橋場さん:直近の目標は、上場を果たすことです。スマートOCRで業務効率化を図ることで、資料を早く作成できるのはもちろん、クライアントとのコミュニケーションや提案などに時間を多く割けるようになりました。スピーディーで質の高い対応により、お客様の信頼を獲得し、会社を成長させていきたいですね。

会社を大きくし上場することで、より優秀な人材が集まり、質の高い提案・アドバイスができると考えております。M&Aという選択肢をこれまで以上に多くの経営者に知っていただき、全ての関係者にとってプラスとなる提案ができるよう、取り組みます。

※インタビューの内容は取材時のものになります。

M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社

社名
M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社
業種
M&A仲介事業
企業規模
21名~100名
課題
譲渡を検討されている会社の財務諸表や会社資料を受け取って会社概要資料を作成する業務の効率化

OCRの対象帳票

  • OCRの対象帳票 決算書
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